レフェリー賞

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「レフェリー賞」について

西澤 昭夫 審査編集委員会委員長、日本ベンチャー学会副会長、東北大学大学院教授
2010年3月

 日本ベンチャー学会誌は、レフェリーとしてご参加いただく、多くの学会員の皆様方のボランティアによって成り立っております。しかも、レフェリーは一回で終わることなく、レフェリー評価に対する投稿者の修正や修正に対する再レフェリーなど、複数回にわたる投稿者とレフェリーとの真摯な遣り取りを通じて、最終的に学会誌に所収されるというプロセスを経ております。こうしたプロセスを経ることから、投稿者からは高い評価を受けておりますが、レフェリーとしてご参加頂く学会員の皆様やその仲介と取り纏めを担当する学会事務局の負担は大きなものとなっております。
 さらに、わが国唯一のベンチャー研究の学会誌として、前任の金井審査編集委員長により、その内容の向上が図られ、レフェリー制度の充実が図られましたが、それだけ、レフェリーの皆様のご負担が増えております。審査編集委員会としましては、こうした学会員の皆様のボランティアによるレフェリー制度が機能しているがゆえに、学会誌を編集できるのであって、学会員の皆様には大変感謝致しております。また、レフェリー制度の充実と投稿数の増加により、特定分野の方のご負担も増えております。さらに、仲介と取り纏めを担当する事務局では、毎年二回、定期的に学会誌を発行するという実務の担い手として、期日通りにレフェリー対応して頂ける学会の皆様に対して、特に強い感謝の念をお持ちのようでありました。
 そこで、第12号の編集活動の中で、レフェリーをご担当いただく学会員の皆様に審査編集委員会及び事務局から「少しでも感謝の意を表したいですね」という意見が出され、理事会でご承認いただき、2008年の第11回全国大会から、レフェリー賞を設けさせて頂きました。本来であれば、レフェリーをご担当頂いた学会員皆様に差し上げたいのですが、予算の制約もございますので、ご担当いただいたレフェリー数や、仲介と取り纏めを行っている事務局とも話し合い、不遜ではございますが、一定の基準により、審査編集委員会で選ばせて頂きました。
 2008年の第11回大会では、これまで積極的に関与され、レフェリー対象論文数も多い石田修一先生、伊藤博之先生、坂本英樹先生の御三方に賞状と記念品を差し上げました。2009年第12回大会では、新藤晴臣先生に賞状と記念品を差し上げました。審査編集委員会としましては、レフェリー制度のさらなる充実と英文学会誌の発行を検討しており、レフェリーとして学会員の皆様のさらなるご協力をお願いすることになると思います。そのご負担には遠く及びませんが、今後もレフェリー賞を通じ、学会員の皆様に対して感謝の意を表するとともに、益々のご協力をお願い申し上げる次第であります。

(※『日本ベンチャー学会誌 Venture Review』No.15より作成)

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